「オン・ザ・ロード」読了
2007 / 11 / 25 ( Sun )
オン・ザ・ロードオン・ザ・ロード
(2007/11/08)
ジャック・ケルアック

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随分更新の間隔が空いてしまいましたが
「オン・ザ・ロード」読了しました。
正しくは「読了してました」ですけど…。

 読むのは2度目でしたが、面白かったです。
前に読んだときは、メキシコの旅(第4部)が印象に残ってたんだけど
結構短いんだね。1〜3部と比べて。
でも他のパートよりも幻想的な部分が多かった気もする。
 
 池澤さんの解説にあったけど、この物語は「移動」の物語であり、そして既存の生活に背を向けること、外れてしまうことこそ本望、というサルとディーンその他の仲間たちの物語だと思う。でも、前にも書いたけど、サル(ケルアック)はディーンほどには壊れきれない。どこか冷静で自分を遠くから見てる部分がある。で、最後はあっけなくディーンと別れてしまう。ディーンのその後はわからないが、サルとは結局生き方が違うのだろう。
 
 で、これを「世界文学全集」の第1弾にぶつけてきたのは、やはり若者へのアピールもちょっとはあると思う。「文学全集」という重々しいタイトルから浮かべるイメージからは、「オン・ザ・ロード」は離れている。大きな感動とか、人生の教訓なんて全くない、無軌道な若者たちの目的のない旅の物語だ。
 
 だけど、私はこの物語が日本の若者(いわゆる一般的な)に受けるかというと、どうかなあと思う。やはり「当時のアメリカ」を意識せずにはいられないし、サルやディーンの壊れっぷりは逆に反感すらかってしまうかも。アメリカで受けたのは、やっぱり「アメリカ」を横断する話だからじゃないかと思う。こういう土地勘って、住んでる人じゃないとよくわからない。
 
 だけど私がこの小説で好きな部分は「リズム感」なのです。なんどもなんども繰り返されるリズム。車で突っ走って、酒を飲んで女と出会って「また路上へ戻る」。そこにリズムがあると思うのです。原文は読んだことないし、もちろん読めないのですが、きっと語感を大事にした小説なんだと思う。翻訳はそのへんが難しいだろう。でも、翻訳されててもそういう語感は伝わってきたと思う。
 
 「オン・ザ・ロード」評価は 5点満点で
自己評価  ★★★と半分
おすすめ度 ★★★  です。

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20:07:07 | 01 「オン・ザ・ロード」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「オン・ザ・ロード」その3
2007 / 11 / 18 ( Sun )
オン・ザ・ロードオン・ザ・ロード
(2007/11/08)
ジャック・ケルアック

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 「だれもが不安そうに巨大な空の下に立っていて、
  まわりのものに呑みこまれていく。どこへ行く?なにをしに?
  なんのために?ー眠れ。」(p231)

「オン・ザ・ロード」終盤です。もうちょっとで第3部読了。本当は今日中にでも読み終わりたかったのだけど、なかなか…。「オン・ザ・ロード」は面白いんだけど、ずーっとひたすら移動、移動でエピソードがほとんどないので、ちょっと飽きてしまうところがあるかな。あと時代背景もなじみが薄い。このへんは注釈がすごく役に立ってます。
 
 「本の雑誌」で青山南さんが、連載で「オン・ザ・ロード」をとりあげてます。
申し訳ないのですが立ち読みしました。
ケルアックって結構几帳面というか、神経質なところもあったみたい。
なんとなく、読んでてもそういうところ感じるなあ。完全主義というか…。
周りは壊れてても、ケルアック本人はどこか冷静というか、壊れきれない部分があるんじゃないかと思う。それゆえに小説を完成することが出来たのかもしれない。

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20:00:43 | 01 「オン・ザ・ロード」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「オン・ザ・ロード」その2
2007 / 11 / 16 ( Fri )
オン・ザ・ロードオン・ザ・ロード
(2007/11/08)
ジャック・ケルアック

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「オン・ザ・ロード」第1部読了です。
全体の3分の1ぐらいは読んだのかな。
思ったよりも楽しんでます。というのも、一度読んだことのある本だし、前に読んだ時は面白かったのは面白かったのだけど、そこまでのめりこむというわけではなかったから…。

 でも今回は結構楽しんでます。この「オン・ザ・ロード」という物語にはメインとなる話はなく、ただひたすら主人公が旅をして、どこかに落ち着くことがあっても「また路上へもどって」しまうという繰り返し。それが実家に戻るまで続きます。それがひとつのリズムになってるような気がする。前に読んだときも思ったけど、とにかくこの本は「リズム」が感じられるんだよね。メロディがストーリーの流れとすると、「オン・ザ・ロード」はメロディよりもリズムが強い。そこが他の小説とは一線を画するとこだと思う。
 
 「途中のどこかで女たちに、未来に、あらゆるものに会える、とわかっていた。途中のどこかできっと真珠がぼくに手渡される、とも」(p18)
 
 いいねいいね。無謀こそ若者の特権。ってね。青山さんの訳はどことなくロマンチックな気がするなあ。前に読んだ訳は、乾いた砂埃のような感じが良かったと思う。

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22:19:08 | 01 「オン・ザ・ロード」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「オン・ザ・ロード」その1
2007 / 11 / 14 ( Wed )
オン・ザ・ロード オン・ザ・ロード
ジャック・ケルアック (2007/11/08)
河出書房新社

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 「オン・ザ・ロード」読み始めました。
まだまだ序盤です。とりあえず、登場人物はメモすることにしました。

サル・パラダイス…主人公(ケルアック)
ディーン・モリアーティ(ニール・キャサディがモデル)
カーロ・マルクス(ギンズバーグがモデル)
オールド・ブルー・リー(バロウズがモデル)

などなど。他にも色々書いて、表紙の裏に貼ったポストイットに書き込んでます。

訳者のあとがきによると「裸のランチ」というタイトルを考えたのはケルアックらしい。

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23:04:21 | 01 「オン・ザ・ロード」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ついに来た!「オン・ザ・ロード」
2007 / 11 / 12 ( Mon )
オン・ザ・ロードオン・ザ・ロード
(2007/11/08)
ジャック・ケルアック

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 月曜日の出勤は憂鬱ですが、今日はいつもと違った。ちょっとだけ。
「オン・ザ・ロード」本屋さん、持ってくるかなあ…。
期待と不安が入り交じる。いつまで待ったら苦情の電話かけようかな…などと、物騒なことを考えつつ仕事を始める。
 
 いつもその本屋さんで雑誌を頼んでいるという会社のお友達に、
「あの本屋さんは発売日に持ってきますか?」と聞くと
「うーん、やっぱり発売日から2日は遅れるよ」
やっぱり…
「でも、請求書は早いよ。給料日の2日前には持ってくる」
やな本屋だ…。

 しかし、いつ持ってくるのかなーと思いながら待つ感覚が新鮮かも。
そう、この感覚はあの「学研」を待っていた幼き日を思い出すではないか! 外に出て「学研のおばちゃんまだかな」と道路まで出て目を凝らしていたあの日。あの時は思いもしなかったが、やっぱり発売日よりも2、3日遅れて届いてたのかなあ…。
 
 そんなこと考えてると(仕事は?)、本屋のおじさんが来た!
「オン・ザ・ロード」を持ってきてくれたー!!
やった!なんだかとっても嬉しい。多分その時、私はいい笑顔してたに違いない。
また次の巻も持ってきてね、と本屋さんに念を押すのも忘れなかった。
 
 で、さっそく今日から読み始める…のはずだったけど、今、光文社古典新訳文庫の「幼年期の終わり」読んでるからその後にね!

幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)
(2007/11/08)
クラーク

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22:25:40 | 01 「オン・ザ・ロード」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
発売日過ぎましたが
2007 / 11 / 11 ( Sun )
オン・ザ・ロードオン・ザ・ロード
(2007/11/08)
ジャック・ケルアック

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 11月9日は世界文学全集の記念すべき第1巻「オン・ザ・ロード」の発売日です。いや、「でした」。もう手に取られた方も多いと思います。私も昨日、書店へ仕事の帰りに立ち寄りまして、「オン・ザ・ロード」を見てきました。
 
 装丁は「文学全集」らしからぬライトな感じですよね。色も重厚というよりはポップな感じ。これなら1冊だけ買って本棚に置いても違和感ないかもです。昔の文学全集だったら、他の本と一緒に置くと違和感あったと思います。たぶん、売る方もすべての巻を揃えてもらおうと思ってないのかもしれません。そういえば早川の「異色作家短編集」もそんな感じですね。全部揃えたらカラフル、みたいな。
 
 私がいいなと思ったのは、注釈がページの端に入ってることです。これは個人の好みもあるでしょうが、私は注釈がまとめて巻末にあるのは苦手。人によっては、注釈がページの端にあるのは気が散る、という場合もあるでしょうが。
 
 あと、巻末には作者の紹介にかなりページを割いてます。これもいいね。一般の読書好きだったら(私のような)、ケルアックの作品を「オン・ザ・ロード」だけしか読まない場合もあるし、1冊で大体の作家の肖像を知る事が出来るのはいい。それに、たしか著作リストもあった。これは作家が気に入った人には次の作品への案内になるよね。

 「文学全集」だけあって、作品だけでなく作家の情報などを取り入れて「他の作品へのつながり」を大事にしてるなあと思いました。この全集は近代の文学を中心にしているけど、この作家たちの生涯だけをみても、ちょっとした近代史になるかもしれない。
 
 と、ここまで書いてなんですけど、私は書店で「オン・ザ・ロード」買ってません!!
え、もう挫折したの?読み倒すなんて書いといて早すぎ!と思われた方、違うんです。私も今日にでも読み始めたかったのです。だけど、文学全集を読むにあたって、「本は配達してもらう」という条件を書いてます。そんなわけで、書店に配達頼んでるのですが…土日は持ってこないみたいなのです。ま、会社休みだしね。(私は出勤したけど)

 たぶん、月曜日には持ってくるんじゃないかと思います。明日までいい子で待ってます…。

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11:42:15 | 01 「オン・ザ・ロード」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
リストを眺めて その2
2007 / 11 / 09 ( Fri )
7.「ハワーズ・エンド」フォースター【イギリス】
  期待度…◎
映画も有名ですが、読んだことないのです。しかし7巻目でやっとイギリスか〜英米以外が多いような気がします。

8.「アフリカの日々」ディーネセン【デンマーク】
 「やし酒飲み」チェツオーラ【ナイジェリア】

  期待度…◎
「アフリカの日々」は評判が良いので読みたいなーと思ってたのだけどそのままだった。こういう本こそ全集で読む甲斐がある。「やし酒飲み」はタイトルだけ聞いたことありますが、どんな話なんだろう。楽しみだ。

9.「アブロサム、アブロサム!」フォークナー【アメリカ】
  期待度…◎
フォークナーも読もうと思いつつ読んでなかった。長編は読みにくいと聞きましたが、さてどうでしょうか。

10.「アデン、アラビア」ニザン【フランス】
  「名誉の戦場」ルオー【フランス】

  期待度…○
どっちも全く知りません。しかし、フランス多くないか…?どっちも戦争の話なんですね。

11.「鉄の時代」クッツェー【南アフリカ】
  期待度…◎
クッツェーは最近ブッカー賞を取った「恥辱」を読んだので楽しみ。こーいう作品が入ってるのが、世界文学全集らしからぬとこかな。

12.「アルトゥーロの島」モランテ【イタリア】
  「モンテ・フェルモの丘の家」ギンズブルグ【イタリア】

  期待度…◎
ギンズブルグは「ある家族の会話」読んだことあります。面白かった。翻訳も須賀さんなんですね。モランテはモラヴィアの奥さんなんだー。知らんかった。作品は全く知りません。

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00:16:29 | 世界文学全集を読む! | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
リストを眺めて その1
2007 / 11 / 08 ( Thu )
1.「オン・ザ・ロード」ケルアック【アメリカ】
期待度…○
しょっぱなから既読本というのががっかりだけど、これはこれで楽しみ。この本については別の記事で。

2.「楽園への道」バルガス=リョサ【ペルー】
期待度…◎
リョサは読んだことないし、しかも初訳とくれば楽しみ倍増。話も面白そうです。ゴーギャンの祖母って革命家なのか…凄い家系だわ。

3.「存在の耐えられない軽さ」クンデラ【チェコ】
期待度…○
映画が良かったよね。原作の方も読んだような気がするんですけど…すっかり忘れてるわ。墓の上を歩くシーンが記憶に残ってるんだけど、もしかすると違う作品と勘違いしてる?

4.「太平洋の防波堤/愛人 ラマン」デュラス【仏領インドシナ】
 「悲しみよこんにちは」サガン【フランス】

期待度…△
「太平洋〜」は未読だけど、「愛人」の方は読んじゃってるなあ…なんだかイマサラ感あるけど、面白いのは面白い作品。はっきりいってこれイマドキの女の子に読んでみて欲しい。どっかのスカスカ携帯小説の何倍も官能的で、過激で、そしてセンスのいい小説なのです。おっさんおばちゃんだけに読ませておくの、もったいないよ。
で、サガンも入ってるの?何かきつそうな巻だなあ(笑)サガンも少女小説としての楽しみがありそうだ。私は映画しか見てないです。NHKBSが気がついたら放送してる。

5.「巨匠とマルガリータ」ブルガーコフ【ウクライナ】
期待度…○
まったく知りません。え、映画化されてるの…??全面改訳はありがたい。

6「暗夜」残雪【中国】
 「戦争の悲しみ」【ヴェトナム】

期待度…○
これも全く知らない作家。アジアの代表として選ばれたのだろうからちょっと期待。
「暗夜」はこの全集の中では珍しい短編集というのも気になる。

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22:50:04 | 世界文学全集を読む! | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「全集を読む」条件
2007 / 11 / 06 ( Tue )
 その後、書店に確認したが、私の意図はあまり伝わってないようだった…。
もう1度「全巻予約はしない」「刊行されたら随時宅配して欲しい」ということを伝える。今度こそは大丈夫。たぶん。とりあえず11月9日以降に届くのを待つしかない。もし、今の書店で不都合が続けば大手書店の宅配サービスに乗り換える予定。
 
 ここでこの「世界文学全集を読む」条件を書いておこうかと思います。
別に決めなくてもいいけど、こーいうの決めておくと励みになるかも。

1.全巻購読する。
2.既読作品も読む。
3.本は発売されたらすぐに買う。
4.本は宅配してもらう。
5.できるだけ、1カ月以内に読む。
6.blogの感想は読書中にも書き、読了したらまとめる。

 こんな感じかな〜。2年の間に変更あるんだろうけど、とりあえず目標!

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21:25:14 | 世界文学全集を読む! | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
全巻予約をあきらめる
2007 / 11 / 04 ( Sun )
 ネットで予約しようかな、とも考えたのですが、BK1や紀伊国屋書店では全巻予約の場合、一括払いしか支払い方法が無いんです。59,800円一括原い…そんな度胸は私にはない。それに一括で払ってしまうと、実際にはちゃんとお金を払ってるのに、だんだん無料で届いているような気がしてくる。そうすると、本の扱いもぞんざいになっちゃうのだ。それはいやだ。
 
 で、いろいろと悩んだあげく、滅多に行かない地元の書店で予約しました。なぜかというと、ここは会社に宅配にきてくれるんだよね。給料日に請求書がくるので本を買ってる実感も沸くだろう。一括払いじゃない全巻予約は66,360円だけど、5万円を一括で払うのはちょっと…(こういうタイプはお金が溜まらないのだ)。
 
 だが、全巻予約には問題があった!
それは、途中で解約できない。あたりまえだけど。
この全集は2年間に渡って刊行される。2年もの間、今の会社にいられるだろうか?ひょっとしたら辞めたり転勤したりということもあるかもしれない。大体そんな可能性があると考えただけでも、小心者の自分には負担がある…。
 
 で、結局のところ、全巻予約は取り消しました。なぜ全巻予約をしたかったというと、特典の「特製ブックマーカー」が欲しかったからだけど、別にいいや。だってしおりってすぐになくしてしまうんだもの。だから書店でもらう紙のしおりが一番なのだ。
 
 早速書店に電話して「全巻予約はしないけど、刊行されたら順次持ってきて」とお願いする。電話に出た店員さん、理解してくれてたらいいけど…。それと、ここの書店は本を持ってくるのが遅いのも気になるところ。忘れたことに注文した本を持ってきたりするんだよねぇ。ネットで注文できる時代なので、この書店は今まで使ってこなかった。
 
 とりあえず、11月9日の「オン・ザ・ロード」はいつもってくるだろうか…?ちょっと怖い。
23:50:36 | 世界文学全集を読む! | トラックバック(0) | コメント(5) | page top↑
ある朝「世界文学を読もう」と私は思った
2007 / 11 / 04 ( Sun )
 03

突然ですが、朝起きて
「世界文学全集を読もう。しかも全巻購読する」
と思いました。わけもなく。

 この「世界文学全集」とは、2007年11月9日から刊行が始まる河出書房新社の「池澤夏樹=個人編集 世界文学全集」のことです。
ラインナップを見た時から気になってはいたのですが、まさか全部買って読もうとは思ってませんでした。だって総額66,360円ですよお。全巻一括払いだと59800円でほぼ2巻分おとくです。でも一括で買う個人って…いるんですか?

 別にこの全集じゃなくちゃ読めない作品ばかりというわけでもなし、全部買って読まなくても…と思われるでしょう。
だが、ちょっと待ってほしい。
私の幼少時代の思い出を語らせて下さい。
 
 まだおかっぱ頭の幼少のみぎり、私は母が購読してくれる学研の「学習」がものすごく楽しみだった。1カ月が1年にも感じていたあの頃、発売日ともなれば、外に出て配達のおばさんを道路まで出て待ったものでした。母のそんな努力のかいもなく、あまり成績は良くなかったですが、あのワクワク感は忘れられない。あれが読書の楽しみを知った原体験かもしれない。違うかもだけど。
 
 で、今回のこの「世界文学全集」は、
1.全巻購読する
2.しかも配達してもらう。自分で買いにいかない。
 
 というのが条件です。
そんなわけでまずはネットで購読する店を探し始めたのですが…。
つづく。

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